ケアンズ旅行 レポート③
2009年 08月 13日
キュランダ周辺の熱帯雨林地区は世界遺産に登録されており、ゴンドワナ古大陸(1億年以上前)から続く世界で最も古い森だそうです。
朝は海を眺めつつフルーツなんぞを朝食に。
ケアンズ上空は晴れているものの山の方は若干曇りがち。この分だと雨が降ってるかも。
キュランダ観光は、オーストラリアに来て初めて「日本語ガイドによる1日ツアー」ってのに参加しました。
移動やアトラクションを考えると、ここはやはりツアーに任せた方が効率的なようです。
お迎えのバスは9時に来ます。
と言いつつ、9時15分くらいに来ましたが。置いて行かれたのかと思った。
いくつかホテルを回ってお客さんをピックアップし(全て日本人)、総勢30名くらいでバスは満員です。
日本は夏休みなこともあり、やはり家族連れが多かったですね。
まずは熱帯雨林の真上を通るスカイレール(ゴンドラ)に乗り込みます。
乗り場入口。
全長7.5km、片道1時間半の世界で最も長いロープウェイだそうです。
見た目はスキー場のゴンドラそのものですね。
出発してしばらくは上り。
すぐ下に広がる熱帯雨林を眺めていると次第に高度が上がり、ケアンズの平地と山々、海が一望!
壮大なパノラマが楽しめます。
絶景かな絶景かな。
空気が澄んでいると、遠くグリーン島まで見渡せるらしい。
いったん途中のレッドピーク駅でゴンドラを乗り換えます。
ここでは熱帯雨林の真ん中にあるボードウオークを通り、ガイドの説明を聞きながら散策できます。
少し前まで雨が降っていたようで、植物やボードウォークを濡らしている。
それが鬱蒼と茂るジャングルの緑を一層深くしていて、非常に美しい。
シダもヤシも何もかもがでかく育ってます。
太古のジャングルに取り残された気分ですが、緑の多さに癒されますねえ。
次のゴンドラに乗って、熱帯雨林の上空を飛行。ちょっと鳥になった気分。
行けども行けども林が広がっています。
下を見ると、手つかずの森林が広がり、地面が見えないくらいです。
ここに落っことされたらまず出られないだろうなあ。
聞こえるのは風の音と鳥の声くらい。とても静かな空間です。
途中のバロン渓谷。
いきなり緑の中から、荒々しい渓谷が現れます。
長く白い糸を引いて流れる滝と黒々とした岩、周囲の鬱蒼とした深緑がコントラストを成していてきれいです。
反対側に、後で乗る電車が停車しています。
現在は乾季に当たるため水量は少ないですが、1-3月くらいの雨季には水量が増してすごい迫力だそう。
このゴンドラ、建設する時に自然環境になるべく影響を与えないため、鉄塔を地上からではなく
ヘリコプターで空から運び、設置したそうです。そりゃすごいわ。
そして夜は全てのゴンドラをどこかに収納するんだとか。鳥目?の鳥なんかが夜にぶつからないようにするためだって。
長い長いゴンドラは、終点のSkyrail駅に到着。
ここでは降りる時に撮った写真を売ってます。思わず買っちゃった。
長いので続く…
by chirocchis | 2009-08-13 21:33 | その他 | Comments(2)
涎ものですね~。
なんて雄大な景色が広がっているんでしょ
いいな~♪ 日本のチマチマしたロープウェイとは比べ物に
ならないですね~。
お子様みたいですね~
オージーはやらないときはやらないですが、やる時はとことんでかいことをやりますね。
これだけゆったりと土地を使い、温暖な気候を楽しめれば、日本人もすぐにオージー化できるかもしれません。
老後の移住先の候補としていかがでしょう。