ポートヘッドランド
2008年 07月 15日
パースからポートヘッドランドまで、さらに北へ1200km以上。
空港の向こうは、何もない。
そこは熱帯の国でした。
温帯・亜熱帯の緑豊かな景色が東なら、西は赤茶けた大地と青い空のみ。
どちらもオーストラリアの事実です。
今は真冬だから最高気温は26~27℃くらいですが、真夏は50℃(!)を超えることもある。
社会や地理で習ったでしょうか。
西オーストラリアのマウントニューマン鉄山から掘り出された鉄鉱石は、ここポートヘッドランドで船積みされ、日本他の国へ送られるのです。
その規模たるや、壮大の一言。
積み地の向こうにも、何もない。
この港で働く日本人駐在員は1人のみ。
街全体でも、日本人は5人ほどしかいない。
鉄鉱石などの船積みのためだけにある町のため、娯楽も食料も通信も十分に得ることができない。
日本料理屋は1軒だけ。
プラス過酷な自然環境。
こんなところで、大事な鉄鉱石が無事に船積みされるように見張っている日本人がいることを、頭の片隅に留めておいてください。
こんな夕景が見られますけどね。
by chirocchis | 2008-07-15 23:44 | その他 | Comments(2)
それにしても広大ですね。さすがに大陸と呼ばれるだけあります。
そうですね。あるだけましです。
アラスカはそれこそ何もなさそう・・・
本当に大陸だということを実感します。
空がめちゃめちゃ広く感じるし、空気もとても澄んでいます。
でも朝は10℃近くまで冷えたりします。砂漠性の気候ですね。