今日会社から帰るときに車の中から外を見てたら。
道端でお線香を焚いている人がちょくちょくと。
なんだか大量の紙片も舞っていたり。
マレー人のドライバーに聞くと、「なんとかかんとか」とよく聞き取れなかったが、中国系のイベントとのこと。
確かにいたのは中華系の人だったな。
ということで、調べてみました。
「中元節とは、中元に行われる中国の伝統行事です。日本にも「お中元」という言葉がありますが、これは中国の中元節からきています。
中元の起源は道教の三元と呼ばれる思想です。三元とは、上元(旧暦正月15日)・中元(同7月15日)・下元(同10月15日)でありそれぞれが神様の誕生を祝う日です。中元は、冥界の帝と言われている地官大帝の生誕祭となります。
7月15日は地獄の扉が開き、死者の霊魂が赦される日だと言い伝えられるようになりました。中元節のある7月を指して「鬼月」と呼ぶこともあります。「鬼」は中国語では幽霊を意味します。
またこの日は仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」(いわゆるお盆)とも重なっています。
7月15日はこの二つの行事が習合(異なる神々や宗教的教義が同一化すること)し、一体化した状態で日本にも伝わってきました。
お供え物には、提灯の他に、
線香を焚きます。線香は霊が迷わないための道しるべとしての意味があります。
線香を焚く他に、霊が死後の世界でお金に困らないようにと、「金紙」と呼ばれるお札も燃やします。」
なるほど、日本で言う「お盆」だったんですね。
今年の旧暦7月15日は、明日8月12日とのこと。
なので、至る所でご先祖様をお呼びしていたんですなあ。
図らずも、日本から遠く離れたJBで、日本の風習を少し思い出したのでした。
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