運転免許
2008年 05月 17日

これまた実際に手に取るまで、涙なしには語れない壮大なストーリーが・・・特にありませんでした。
我々日本人にとっては、とてもシステマチックであり、かつ特別な便宜が図られていたのでした。
駐在員がオーストラリアで車を運転する場合はどうするか?
(注:州によって違います)
①日本の運転免許証で運転する
ことができる州があるらしいですが、詳しくは知りません。
いずれにしても、ある程度長期の滞在になる駐在員がやることではないですな。
②いわゆる「国際運転免許証」で運転する
日本で手続きをして国際運転免許証を持ってきていれば、特に支障なく運転できます。
その場合も日本の運転免許証を携帯していた方がよいようです。
これも短期的な使用に限られます。NSW州は滞在が3か月を超える場合、NSW州の免許証に切り替えねばなりませんし、そもそも国際運転免許証の有効期間は1年間しかありません。
③NSW州の運転免許証を取得する
まあ結局こうなるのですが、もちろん1から勉強して学科試験・実技試験をクリアし、自力で取得することも可能(日本で免許を持ってない人はそうなる)ですが、有効な日本の免許証を持っていて所定の手続きをすれば、学科試験・実技試験が免除され、視力試験だけでNSW州の免許を取得できるのです!
素晴らしい~
以下、必要な書類です。
1.日本の運転免許証
当たり前ですね。
2.日本の運転免許証の英訳証明書
日本の運転免許証は日本語で書かれているので(当たり前)、記載されている情報をこちらの人は確認できません。
なので英訳がいるのですね。
取得方法は簡単。
免許証とパスポートを持って、CityのCastlereagh StreetにあるCRC(Community Relations Commission)に行きましょう。ここで申込書に記載し、手数料(出来上がりまでのスピードによって異なる。24時間以内ならA$99、7営業日なら$81など)を支払います。
後は出来上がったら送ってもらうか、ここに取りにくれば完了。簡単簡単。
3.自宅の住所が書かれている郵便等
確かにNSW州の住民であることを証明するものです。
電話料金・ガス料金・電気料金など、公共料金の請求書などであればベストです。
これがちと厄介で、例えば奥様の免許証も同様に取得したい場合、これらのサービスを申し込む時に請求書の宛先を「本人と奥様連名」にしておく必要があります。
(ただ、これを忘れても免許証取得時に「住民に間違いないです」とサインすれば良いような感じででしたが、未確認です)
4.パスポート
以上を持って、最寄りのRTA(Road and Traffic Authority)へ行きます。
備え付けの申込書に記載し、手数料A$120を添えて窓口に提出。
10分ほど待っていると受付完了と言われ、「横の椅子に座ってください」とのこと。
前を見るとカメラらしきものがあります。
「裸眼?」と聞かれ、「そうです」と答えると、そのまま撮影してまた5分ほど待つ。
また呼ばれて、晴れて5年間有効の免許証取得!
あれ、視力検査してないけどいいんですか?
こういう適当なところがオージーらしくてグッドです。
免許証があれば運転はもちろん、身分証明書提示のためにパスポートを持ち歩く危険性から解放されます。
by chirocchis | 2008-05-17 22:17 | シドニーにて | Comments(2)
IDとして便利なのでアラスカ州の免許を取りました。
↑のように日本の免許証を認めてもらえなかったので、勉強しましたよ。
でも日本の免許の試験より簡単だったと思います。
(実技は1回目は失敗でしたが。)
やはり車社会の国だなぁと思いました。
その後カナダBC州の免許を更新してたんですが、遂に失効。
残念です。
アラスカ州の免許ってレアですね。
犬ぞりにも乗れますとかだったりして…
NSW州の免許も、日本で免許を持っている人なら学科・実技とも比較的簡単に取れるようです。
いろんな場面でIDを求められる社会ですからね。
そのRTAでは、ID専用のカード(自動車免許でなく)も発行してもらえます。