Oh! なんてこったい。

偉大なる「King of Pop」こと、マイケル・ジャクソンが死去。
ですと?

冗談はやめてくださいよ。
いくらゴシップ好きでもそれはあんまりです。
…って、ホントなの?

皆さんニュースを見て、我が目を疑ったことだと思います。
寝ぼけているのかな?と。

私は会社に着く直前、街中のテレビを見て知りました。
「Michael has died.」と。
午前中、当地でもこの話題でもちきりでした。

本当に、本当に残念で悲しい出来事です。

マイケルの事を書きだすと、一晩くらいかかりそうなので軽くにしておきますが、
私の少年期~現在に至るまで、私が最も熱狂し最も影響を受けた外国人音楽家かもしれません。

まだまだレコード全盛だった中学生時代。
ちょっと背伸びして洋楽なんかを聴き始めた頃ですね。
MTVが見られるようになり、PV(プロモーションビデオ)の範疇を軽く超越した「スリラー」を放送するって時は、テレビにかじりついて見てましたからね(長すぎるので短縮することが多かった)。
アルバム「スリラー」をダビングしたカセットテープ(古い)は、それこそ擦り切れるほど聞きました。
「Beat It」のダンスとエディ・ヴァン・ヘイレンのギター。
「Billie Jean」のメロディアスな曲調。
衝撃的でした。
歌は上手い、ダンスは超人的でスピード感溢れ、やることなすこと全てがスーパースターでした。

それもそのはず、マイケルは8歳くらいからプロの舞台に立っていましたから。
ジャクソン5時代のビデオを見ても、大人顔負けの歌唱力とダンスの才能は超絶的ですよ。
あの女の子のような可愛い声で「ABC」や「I'll be there」なんかをしっかり歌えるんですから。
30代で既に四半世紀のキャリアがあったわけです。
残念なことに、逆に小さいころから生き馬の目を抜くショウビズ界にいたわけですから、周りは大人ばかり。親しい友達を作るどころか、街中を自由に歩くこともできない。
このころの体験が、後のマイケルに大きな影響を与えたことでしょう。

「スリラー」の後の「Bad」も素晴らしい作品でした。
ミュージカルのような集団ダンスはさらに磨きがかかり、楽曲的にも「I Just Can't Stop Loving You」や「Man In The Mirror」などの名曲を次々とリリース。
極めつけは「Smooth Criminal」のPVでしょう。ストーリー性・音楽とダンスの構成・衣装などなど、個人的には最高にかっこいいPVと思っています。


Badの頃。一番カッコよかったかもなー。
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4年後の1991年に発表された「Dangerous」
Guns and Rosesのギタリスト、スラッシュを迎えた「Black And White」は、楽曲的にもノリのよいロックナナンバーでしたし、人の顔がスムーズに変わるPVがとても面白かった(そう言えば「ホーム・アローン」のマコーレ・カルキンも出てたな)。後半の黒豹シーンのソロダンスは一見の価値ありですよ。
私が初めてマイケルのコンサートに行ったのも、この時の「Dangerous Tour 1992」で東京ドームに行ったのが最初でした。
満員の東京ドーム。
登場からして、大音響と花火がステージで起こったと思ったらいつの間にかマイケルが立ってた。
しばらく動かないのでみんな人形か?と思ったら、首をフッと振る。
そのたびに大歓声。
後はもう、めくるめく歌と踊りのお祭り騒ぎ。ビデオと同じだけど、生で見る彼のダンスはほんと感動ものでした。
生で聞くバラードはさらに素晴らしく、鳥肌さぶいぼ出まくりでした。

アルバム的には、その後の「HIStory」(1995年)や「Blood On The Dance Floor」(1997年)で彼の歌い手としてキャリアはほぼ完了していたかなと思います。
時代は徐々にヒップホップやR&Bなど、ポップス路線のマイケルが生きにくい世の中になっていきましたね。

少々大袈裟ですが、私の人生の最も大きな出来事に、マイケルが協力してくれました。
約13年前の1996年12月、マイケルのHIStory Tour 東京ドーム公演のチケットを2枚ゲットした私は、まだ付き合う前の妻(当時はただの知り合い)を誘い、初めて2人で会ったのでした。
妻(当時はただの知り合い)が洋楽好きなのを知ってて誘ったわけですが。
あれがあって、今の2人があると思っています。
我々2人にとって、マイケルは特別な存在なのです。

なので、その後のゴシップネタ(整形だのネバーランドだの結婚しただの離婚しただの借金まみれだの幼児虐待だのなんだのかんだの)は、私にとってはどーでも良いことなのです。

マイケルの思い出は、尽きることがありません。
彼の全盛期と共に歩めたのは、幸運だったとしか言いようがない。
間違いなく20世紀最高のポップスターであり、彼に代わるような才能溢れる革新的な音楽家でかつ全世界的に活躍して愛されるキャラクターはもう出てこないんじゃないかと思います。
歌、踊り、映像、そしてノーベル平和賞に何度もノミネートされた博愛の精神。
それらを思い出にして、彼は行ってしまった。
今頃天国でバブルス君と再会しているだろうか。

やっぱり長くなってしまったので、この辺でやめよう。
これからしばらく、マイケルのCDを聞き、HIStoryのDVDを観て、懐かしむことにしよう。

心から、合掌。
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by chirocchis | 2009-06-26 23:39 |

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